読者の皆さん、こんにちは!
親愛なる読者の皆さん、御無沙汰しておりますがお元気ですか?
前回の記事が公開されてから数か月が経過してしまいました。
今回から紹介する、トマトやイチゴのLEDを使用した栽培方法や植物の特性などについて研究活動を行っていたためブログの更新が遅れてしまったのです。
その代わりに、今回から2回に渡りその活動報告が出来ればと思います。
その第一回目が今回の「ゴールデントマト」についてです。
(第2回目は、芝川のLEDの光で花が美しく育つ様子をお見せします。また果物なのか野菜なのか、微妙な位置付けの植物があると思いますが、それらがどういう風に決まっていくのをご紹介予定。お楽しみに!)
ゴールデントマト:
トマトは夏の野菜です。特徴としてはとてもジューシーで健康増進に役立つ野菜ですね。
多くのビタミン、ミネラルがあり免疫システムのサポーター(味方)です。
実は何世紀にも渡ってリビアなどの地中海性気候地域全体で栽培されてきたものなのです。
それが今では農業や工業の発達で季節や場所を問わずいつでも食べられる野菜になりました。
極端な話、スペースシャトルの中や宇宙ステーションの中でも栽培出来ちゃうんですよ!
ちょっと脱線しましたが、トマトにはさまざまな種類があります。
それぞれ風味や形も違いますし、色についてはお馴染みの赤、オレンジ、黄色などの通常のトマト色から、ピンクや紫、茶色、さらには黒など珍しい色まであるんですよ。

ロマンチック、満月のように!! だよね(でしょう)?【芝川LEDで栽培したトマトです】
先ずは、この画像をご覧ください。
深みのある美しさと豊かな風味を備えたこの黄色がかったトマトは、食卓の飾りとして珍しい色で珍重されています。
以前の記事で証明したようにShibakawa LEDのハイテク及びインターライティングテクノロジーを使用して栽培しました。
温室栽培(ビニールハウス)では、晴れていない季節の補助灯として、または植物工場の主灯として、どちらの場合でも、年間を通して安定生産を維持することができます。
種子の発芽からの平均室内温度は20℃で、このゴールデントマトはこの成熟した状態に達するまでに約90日かかりました。 実際、25℃〜30℃という高い温度を維持できれば、より少ない日数で熟成させることができます。 実際には、トマトの花が成熟するまでの合計時間は、その環境の平均気温に依存します。 たとえば、室内の平均気温が20℃の場合、熟すのに40日かかりますが、 25℃なら32日で十分です。
今回の栽培は都合上どうしても低温環境で栽培するしかなかったので、ある意味課題が残りました(涙)。
トマトの健康上の利点
今回は、トマトの健康価値をみなさんに提供したいと思います。
特に健康上のメリットを理解しやすくするために、トマトの主要なビタミンやミネラル、植物栄養素がどうなっているのかをリスト化してみました。
ビタミン:A、B1、B3、B6、B9、C、E、K
ミネラル:ナトリウム、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウム、マンガン、リン、亜鉛。
植物栄養素:カロチン、リコピン、ルテイン、ゼアキサンチン。
これらの植物栄養素はもともと植物化学物質であり、植物が光合成に使用する光エネルギーを吸収するのに役立ちます。
何か、こうやって並べてみるだけで自分が健康になった気分になりますね。
さて、次はトマトのいくつかの利点に述べましょう。
心臓の健康:
リコピンは、有害なコレステロールとトリグリセリドのレベルを下げることによって心臓の健康を安定させる抗酸化化合物です。 ビタミンBとカリウムは、コレステロールを減らし、血圧をコントロールするのにも役立ちます。
骨の健康:
カルシウム、リコピン、ビタミンKは、骨粗しょう症の発症を防ぐ高密度のより強い骨を構築することにより、体の骨格を維持します。
消化:
トマトは繊維含量が高い。 200CCのトマトジュースは、毎日の食物繊維の必要量の約10%を提供し、よりスムーズな消化を促進します。
肌ケア:
ビタミンCはコラーゲンの生成に必要です。コラーゲンは、しわを減らすことで人間の皮膚を若々しく保ち、同様に創傷の治癒を助けます。 さらに、ビタミンAは、細胞のアンチエイジングをサポートする新しい皮膚細胞の生成を刺激し、活性化します
視力:
トマトに含まれるビタミンAとB-カロチンは、視力に不可欠であることが知られています。これらは、網膜を正しく動作させるために必要であり、微光と色の認識をサポートします。
ルテインとゼアキサンチンは、目の網膜を青色光の害から保護することでも知られています。
エネルギー:
ビタミンBのすべては、脂肪や炭水化物の酸化に不可欠です。 それで、体が食物の炭水化物を、体がエネルギーを生成するために使用する燃料としてのグルコースに変換するのを助けます。
食事装飾と食欲動機:
トマトは私たちの食卓を彩り、私たちの食欲を高め、私たちの食事をさらに楽しむためのやる気を起こさせる方法を与えています。
メニューの配置方法や装飾方法によって異なります。自分にとってもゲストにとっても、カラフルでロマンチック、そしてスタイリッシュな食事の時間を作ることができます!!
さあ、次は色の違いによって何がどうなるんでしょう?
赤と黄色のトマトに違いはありますか?
この違いは主に色素に関連しています。
以下では、味や色、形について見ていきましょう。

芝川LEDが育てるミニトマト。トマトのつるから口の味わいへ、とても新鮮で、とても甘く、洗う必要がなく、無農薬です。
味: ゴールデントマトを味わったところ、クラシックな赤いトマトと同じ味がすることがわかりました。 黄色と赤のトマトの内容は似ています。 一般的に、正確な違いは種類に依存します。 したがって、異なるトマトでは、同じ成長条件であっても、含まれる栄養素が相対的な割合に顕著な変動がある可能性があります。 たとえば、ゴールデントマトとは別で、 黄色いミニトマトは果物のようにとても甘いです。
2番目の画像をご覧ください。
色: トマトの緑はクロロフィルが原因です。 熟成過程では着色を促す染料、「カロテニオド」の濃度は大幅に増加します。
赤いトマトでは、カロテニオドの赤い色素「リコピン」が増加します。
黄色のトマトでは、代わりにカロテニオドの黄色色素「ルティエン」と「ゼアキサンチン」が増加します。 青、紫、または赤の抗酸化フラボノイド着色顔料「アントシアニン」は、黒いトマトにその色を与えます。
形: 形状も品種によって異なります。 ゴールデントマトの場合、形状はレッドのトマトに非常に似ています。 内部的には日本のおいしい柿のようにも見えますが、下記画像を見るとちゃんとトマトなんです。

推測してみてください、 トマトか柿!!
ドライトマト!!
トマトはどれくらい好きですか? あなたは一年中トマトを食べるのが好きですか?
もしそうなら、手作りのドライトマトがお勧めです。
かつて父の農場では、トマトの生産は夏の時期のみでした。 しかし、私はトマトが大好きでした。
一年中トマトを食べられるようにするための方法が、トマトを乾燥させることです。
もちろん、缶詰のトマトも利用可能であり、私たちは調理済みのメニューでそれらを頻繁に使用していますが、ドライトマトには独自の楽しい風味、香り、味があります。
私が子供の頃、夏休みに私の母はドライトマトの製作プロセスのリーダーでした。 そのプロセスが始まる前に、私の父は地中海に取り付けられた天然の塩の貯水池から塩を運びます。 私たちの家の北5 キロメーターです。 当時、その塩自体はとてもフレッシュで芳香があり、美味しかったです。下記でドライトマトの作り方をご紹介します!!
トマトの乾燥プロセス:
1-晴れた夏の日を選び、早起きましょう!!
2-塩をすりつぶして柔らかくします。
3-トマトを乾かすために幅の広い木片を準備します。
4-新鮮なトマトを収穫し、慎重に洗います。
5-トマトは大きさに応じて2つ以上に切る。
6-トマトの肉の内部に適量の塩を振りかけます。 トレードオフがあります。 あまり塩を入れすぎないようにしましょう。 トマトが腐る可能性があるので少なからず多すぎずで、ほどほどです。必要に応じて、好みのハーブを追加します。
7-正午までに、風のない場所で太陽の下に置きます。 それはほこりや砂からトマトを保護することです。 それらを網で覆うことは、彼らを空飛ぶ昆虫から保護することもできます。
8-日没前にそれらを収集するか、それらをカバーする。 先日それらを再びドライサイクルに戻す。 完全に乾燥するためにわずか3日を必要とします。
9-その後、乾燥した場所に保管します。
これで翌年の次のトマトシーズンまでホームメードドライトマトを食べ始めることができます。
また、ドライトマトを美味しく調理するスペシャルメニューも多数あります。

乾燥工程の最終段階にあるトマト。
将来的には、すべての家庭が独自の屋内水耕栽培庭園を持つことができます。 夢のようですが、芝川LEDなら可能です。 私たちはこの夢を実現するために最善を尽くしています。

私とトマトの花。 ミツバチの代わりにそれらの世話をします!!
最後に皆様のご健勝を心よりお祈りしています!