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ビルハジの育成日記

ビルハジ アブドルハリク アリ ドウ
2020年1月8日
リビア国の紹介

 

こんにちは、ビルハジです。

 

突然ですが、私はリビアからやって来ました。

ところで皆様、リビアという国がどこにあるかご存じでしょうか?

北アフリカと南ヨーロッパの地中海沿岸の国です。

今回は私の故郷、リビア国についてご紹介します。

 

リビア国は日本の六倍の大きさで、海辺以外はほとんどがサハラ砂漠です。

石油や天然ガスの埋蔵量は世界で八番目となっていますが、

多くの人々は農業を営んでいます。

故郷のアジラートには綺麗なビーチもあります。

 

 

私の故郷、古い町サプラタです。

 

 

リビアの農業は地中海風に、ぶどう、オレンジ、リンゴ、ザクロ、イチジク、梨など

沢山の種類を栽培しています。

日本ではなかなか育たない、オリーブ、ナツメヤシ、アーモンド、などもあります。

野菜もトマト、イチゴ、トウモロコシなどです。

夏は川が干上がるので、米は育たず、麦、小麦、オート麦などが作られています。

 

 

 

 

 

こちらは家族の所有する農園のヤギ達です。

 

 

 

 

 

日本の花見は桜ですが、リビアの花見はアーモンドや杏の花を楽しみます。

形はすごく桜に似ています。

 

 

日本では大切なオリンピック年がそろそろ始まりますが、

リビア人は年末や正月にどのように過ごしているかを少し紹介します。

 

リビアには西暦の正月やゴールデンウイークがありませんが、

ヒジュラ太陰暦を使用したイード・アルフィトルという断食後のイベントと

イード・アルアドハーという羊を食べるイベントがあります。

ちなみに太陰暦では、現在1441年です。

 

ラマダーン月では最後の日まで日中の断食を続け、

ラマダーン明けの四日間くらいが、イード・アルフィトルとなります。

 

イード・アルフィトルでは、みんなが幸せな時を過ごすために、

イードの前日から人々は食べ物や新しい服装を貧者にプレゼントします。

その間に友人宅を訪問したり、親せきをまわって挨拶したり、一緒に家でご飯を食べたりします。

 

またラマダーンが終わったから70日後に今度はイード・アルアドハー(犠牲祭)が来ます。

 

犠牲祭では羊か山羊、牛、ラクダをアッラーへのお近づきとして

犠牲(ラクダ/牛/羊(あるいは山羊))を供することが推奨されており、

特別なものとなっています。

 

これは羊を一頭丸ごと蒸し焼きにした料理です。

 

 

犠牲の肉は3等分することが推奨されます。

そして3分の1を自分たちで食べ、3分の1は親戚などにプレゼントし、

残りの3分の1は貧者に配るようにします。

 

でも最も賑やかなのはラマダーン月の毎日の夜です。

日本でも毎晩、どこのモスクに行っても楽しい話しをしながら無料のご飯を食べます。

 

例えば、1938年に建てられた東京ジャーミイ(https://tokyocamii.org/ja/)で

ラマダンの毎晩にはトルコ料理を無料で誰にも提供しています。

 

代々木上原にある日本最大のイスラム教寺院(モスク)東京ジャーミイ

 

 

東京ジャーミイでラマダン月に毎晩開催されるフリーディナー

 

 

2020年のラマダンはだいたい4月25日から1ヶ月間です。

興味があれば、是非行ってみてください!

 

2019年12月10日
AGRO’Sで苺は育つ

 

こんにちは、ビルハジです

今回は苺の育成について書いてみたいと思います。

 

苺は育成には大きく分けて3つの方法があります。

 

1.種から育てる。

この場合は長い時間が必要です、実が出来るまでだいたい一年程度掛かるそうです。

 

2.大きな苗から育てる。

苗の大きさによって実が出来るまでの時間は変わってきます。

 

3.ランナーから育てる。

既に持っている苺から「ランナー」と呼ばれる茎につく新芽を根付かせ苗を育てます。

 

簡単に栽培を始めるには、2.の大きな苗をホームセンターで買って育てるのがベストです。

なぜならば、自分の好きな苺の種類や味を選ぶ事が出来るからです。

種の場合はその選択肢が殆どありません。

苺は約3年間収穫出来るので、出来たばかりの苗の方が良いのです。

 

例えば私が今、研究開発に使っている種類は、みのり君、ワイルドベリー、ぺチカ、セリーヌ、

アイベリー、章姫などです。

一部は水耕栽培で、一部は屋外で栽培しています。

 

 

正直、私は夏に苗を買い、育て始めようとしましたが、アブラムシが付いていて色々悩みました。

他の実験中の植物にも移動したら大変な事になりますので、早く解決しなければならないと思いました。

初めは全ての葉を一つ一つ洗い、自然の農薬も使ってみましたが、なかなか退治できませんでした。

次は葉を全部切って、アブラムシ向けの薬をかけました。

結果、アブラムシは無くなりましたが苺もたくさん無くなってしまいました!!

とてもショックでしたが、残っていた一部を諦めないで育てています。

 

 

最近苺はAGRO’Sの効果で復活し、元気になってきました。

花もたくさん咲いて、実も出来始めました。(写真を御覧ください)

現在苺の水耕栽培の第一歩が成功しましたので、次の研究開発をプランニングしています。

検討中にまた色々お知らせしたいと思っています。

 

 

2019年12月3日
「第9回 農業Week」に芝川製作所も出展しました。   Part3

 

こんにちは、ビルハジです

 

2019年10月9日(水)~10月11日(金) 「第9回 農業Week」

芝川製作所の展示ブースにご来場頂き有難う御座いました。

 

今回は農業Weekで展示した当社で開発中の

「調光タイプLED」についてレポートしたいと思います。

 

農業Weekでは、実際にタブレット端末を使ってワイヤレスで

光を自由に変化させるデモンストレーションを行いました。

展示会では多くの方が「調光タイプLED」について興味を持って頂き、

具体的な使い方のお話も聞けました。

 

植物栽培には「光」「水」「二酸化炭素」「温度」「湿度」など

色々なパラメータがあります。

これらの条件全てを最適にする必要があります。

 

その中で「光を自由にコントロールする」というのが当社の課題の一つでもあります。

 

今回の展示会では「調光タイプLED」の展示を行いました。

この「調光」というのは植物を育成する過程で「最適な光」を作り出すことです。

 

 

例えば、植物育成に有効な赤色、青色の比率を変えたり、光の強弱を変えたりします。

調光のイメージは、リビングの天井にあるLEDシーリングライトの様なものです。

 

この調光を行う事により

・レタスのチップバーン対策など生理障害対策に寄与します

・植物の色付きコントロールに寄与します

・植物の味コントロールに寄与します

・栽培品目に特化した最適な光の制御が可能です

・過剰な光によって引き起こされる光合成の阻害対策(光阻害)も可能です

・日の出、日の入りのイメージ再現も可能です

・栽培時期により余計な波長や光量を落とし、消費電力の削減が可能です

・LED光量の安定出力維持が可能です

・栽培研究では特性の異なるLEDを何種類も準備する必要がありません

 

この様に様々なシチュエーションに調光システムは対応可能です。

これらは、ネットワーク回線(無線LAN)と専用アプリケーションを使う事により、

パソコン、タブレット端末、スマートフォンなどでワイヤレス操作や遠隔操作も可能です。

今後はユーザー様オリジナルの条件など、プログラム設定も出来る様に改良を行う予定です。

 

「調光システム」は達成しなければならない課題が沢山あります。

次世代農業用LED照明の量産化に向けて更に検討を続けます。

 

お客様の植物工場やハウス栽培で、調光システムを使ってみませんか?

興味のある方は、当社のウェブサイトから是非お問い合せして下さい。

 

次回の記事でまたお会いしましょう!