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ビルハジの育成日記

ビルハジ アブドルハリク アリ ドウ
2020年2月10日
咲き誇る雌花

 

みなさんこんにちは!ビルハジです!

いつも私の育成日記をご覧頂き、ありがとうございます。

今回は私の研究の一部とニュースをお届けします。

上の画像から、今回の日記は「ズッキーニとナス」についてのものだと推測できると思いますが…。

しかし、なぜ私は「ズッキーニ」と「ナス」を選んだのか?

 

日本に来て新潟大学や日本大学に留学する前は、それらの野菜は夏にしか育たないと思っていました。

実は今回、寒い冬にズッキーニを成長させる芝川LEDの能力に挑戦したかった!

それが「ズッキーニ」と「ナス」を選んだ理由です。

 

結果はご覧の画像のように、とても美しいでしょう!!

 

この写真は発芽のちょうど40日後に撮影されました。芝川のハイテクLEDが、植物がどのように速く、

強く、美味しく成長させるか見ることができます。

 

 

皆さんは既にご存知の内容となるかもしれませんが、ズッキーニやナスに関する知識を、

これから少しだけ一緒に勉強しましょう!

 

ズッキーニは、中米起源の薄い皮の夏のスクワシュ(かぼちゃ)であり、

通常はまだ約15〜25 cmで未熟なときに収穫されます。

(もっとくわしく知りたい方はウィキペディアなど見てみてください)。

 

ちなみに皆様、ズッキーニは好きですか?私は好きです。

リビアの農園でよく育てていました。

 

私は特にラマダン(断食月)の月にお母さんが作ってくれるズッキーニスープが大好きです。

 

発芽から43日後の雌花です。ズッキーニの成長速度が加速され、花が咲き始めています。

 

 

 

雌花です。

 

 

 

同じく、雄花です。

 

 

ご覧頂いた通り、ズッキーニには2種類の花があます。

一方はめしべで、ズッキーニの実を保持し、もう一方はおしべで花粉を保持しています。

 

実際、ほとんどの植物は、トマトやナスのような

バイセクシュアルフラワー(おしべと、めしべ、の両方を持つ)を発芽させます。

しかし、ズッキーニのような植物は、雄花と雌花が別々に育ちます。

 

とても面白い…そして美味しそう!

 

もちろん、芝川へご訪問して頂いた際には、それらを提供させて頂きます。

 

ところで皆さんは、ズッキーニの花を食べたことがありますか?

多くの人々は食用だと思っていないようですが、

食べたことのある人からは、信じられないほど美味しいときいています。

私はまだ、そこまで試していませんが、ぜひ試食してみたいですね!

 

 

さて次は、紫色の野菜に移りましょう。

 

ヨーロッパ、そのほか世界中の様々なナスの名前の多くは、アラビア語のバディンジャンに由来しています。

イブン・アル・アウワムによって書かれた「農業に関する本」。

12世紀にアルアンダルス(イベリア半島)に住んでいた人で、ナスについて書いた最初の本でした。

幸せそうですね、このナスの花は。

 

トマトに似ており、その皮と種を食べることができます。

そして、ジャガイモのように熱調理された時、その果肉に油と風味を吸収します。

あなたはナスが好きですか?私も好きです。

 

 

ズッキーニもナスも様々な調理法で使用できます。

ぜひ皆さんも色々な料理にチャレンジしてみて下さい!

 

 

 

2020年1月8日
リビア国の紹介

 

こんにちは、ビルハジです。

 

突然ですが、私はリビアからやって来ました。

ところで皆様、リビアという国がどこにあるかご存じでしょうか?

北アフリカと南ヨーロッパの地中海沿岸の国です。

今回は私の故郷、リビア国についてご紹介します。

 

リビア国は日本の六倍の大きさで、海辺以外はほとんどがサハラ砂漠です。

石油や天然ガスの埋蔵量は世界で八番目となっていますが、

多くの人々は農業を営んでいます。

故郷のアジラートには綺麗なビーチもあります。

 

 

私の故郷、古い町サプラタです。

 

 

リビアの農業は地中海風に、ぶどう、オレンジ、リンゴ、ザクロ、イチジク、梨など

沢山の種類を栽培しています。

日本ではなかなか育たない、オリーブ、ナツメヤシ、アーモンド、などもあります。

野菜もトマト、イチゴ、トウモロコシなどです。

夏は川が干上がるので、米は育たず、麦、小麦、オート麦などが作られています。

 

 

 

 

 

こちらは家族の所有する農園のヤギ達です。

 

 

 

 

 

日本の花見は桜ですが、リビアの花見はアーモンドや杏の花を楽しみます。

形はすごく桜に似ています。

 

 

日本では大切なオリンピック年がそろそろ始まりますが、

リビア人は年末や正月にどのように過ごしているかを少し紹介します。

 

リビアには西暦の正月やゴールデンウイークがありませんが、

ヒジュラ太陰暦を使用したイード・アルフィトルという断食後のイベントと

イード・アルアドハーという羊を食べるイベントがあります。

ちなみに太陰暦では、現在1441年です。

 

ラマダーン月では最後の日まで日中の断食を続け、

ラマダーン明けの四日間くらいが、イード・アルフィトルとなります。

 

イード・アルフィトルでは、みんなが幸せな時を過ごすために、

イードの前日から人々は食べ物や新しい服装を貧者にプレゼントします。

その間に友人宅を訪問したり、親せきをまわって挨拶したり、一緒に家でご飯を食べたりします。

 

またラマダーンが終わったから70日後に今度はイード・アルアドハー(犠牲祭)が来ます。

 

犠牲祭では羊か山羊、牛、ラクダをアッラーへのお近づきとして

犠牲(ラクダ/牛/羊(あるいは山羊))を供することが推奨されており、

特別なものとなっています。

 

これは羊を一頭丸ごと蒸し焼きにした料理です。

 

 

犠牲の肉は3等分することが推奨されます。

そして3分の1を自分たちで食べ、3分の1は親戚などにプレゼントし、

残りの3分の1は貧者に配るようにします。

 

でも最も賑やかなのはラマダーン月の毎日の夜です。

日本でも毎晩、どこのモスクに行っても楽しい話しをしながら無料のご飯を食べます。

 

例えば、1938年に建てられた東京ジャーミイ(https://tokyocamii.org/ja/)で

ラマダンの毎晩にはトルコ料理を無料で誰にも提供しています。

 

代々木上原にある日本最大のイスラム教寺院(モスク)東京ジャーミイ

 

 

東京ジャーミイでラマダン月に毎晩開催されるフリーディナー

 

 

2020年のラマダンはだいたい4月25日から1ヶ月間です。

興味があれば、是非行ってみてください!

 

2019年12月10日
AGRO’Sで苺は育つ

 

こんにちは、ビルハジです

今回は苺の育成について書いてみたいと思います。

 

苺は育成には大きく分けて3つの方法があります。

 

1.種から育てる。

この場合は長い時間が必要です、実が出来るまでだいたい一年程度掛かるそうです。

 

2.大きな苗から育てる。

苗の大きさによって実が出来るまでの時間は変わってきます。

 

3.ランナーから育てる。

既に持っている苺から「ランナー」と呼ばれる茎につく新芽を根付かせ苗を育てます。

 

簡単に栽培を始めるには、2.の大きな苗をホームセンターで買って育てるのがベストです。

なぜならば、自分の好きな苺の種類や味を選ぶ事が出来るからです。

種の場合はその選択肢が殆どありません。

苺は約3年間収穫出来るので、出来たばかりの苗の方が良いのです。

 

例えば私が今、研究開発に使っている種類は、みのり君、ワイルドベリー、ぺチカ、セリーヌ、

アイベリー、章姫などです。

一部は水耕栽培で、一部は屋外で栽培しています。

 

 

正直、私は夏に苗を買い、育て始めようとしましたが、アブラムシが付いていて色々悩みました。

他の実験中の植物にも移動したら大変な事になりますので、早く解決しなければならないと思いました。

初めは全ての葉を一つ一つ洗い、自然の農薬も使ってみましたが、なかなか退治できませんでした。

次は葉を全部切って、アブラムシ向けの薬をかけました。

結果、アブラムシは無くなりましたが苺もたくさん無くなってしまいました!!

とてもショックでしたが、残っていた一部を諦めないで育てています。

 

 

最近苺はAGRO’Sの効果で復活し、元気になってきました。

花もたくさん咲いて、実も出来始めました。(写真を御覧ください)

現在苺の水耕栽培の第一歩が成功しましたので、次の研究開発をプランニングしています。

検討中にまた色々お知らせしたいと思っています。